コートをクリーニングに出す頻度とタイミング

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自宅でなかなか洗うことも出来ないし、どうしてもクリーニングに出す必要性がでてくるコートですが、そもそもどのタイミングでクリーニングに出したら良いのか、またどの頻度でクリーニングすれば良いのか、と悩まれたことはありませんか?この記事では、コートをクリーニングに出すタイミングと頻度、またコートの素材別に関する留意点に着いてご紹介していきます。まず始めにコートをクリーニングに出すのに最適なタイミングについてご紹介していきます。

 

 

 

●タイミングその1:シーズン終わり

 

冬のシーズンが終わり、コートの出番がいよいよなくなった時こそ、正にクリーニングに出す絶好のタイミングです。コートを仕舞いこんでしまう前にクリーニングに出しておかないと、目に見えない皮脂やホコリといった汚れが原因で、次のシーズンまで保管している間に虫に食われてしまったりカビが生えてしまったりというトラブルが起こる危険性があります。一見目立った汚れはなさそうに見えても、コートもワンシーズン着用すれば目立たない汚れも沢山付着しています。特にコートは肌に直接触れることも少ないため、汗や皮脂汚れもそんなにつきにくいのではないかと思われるかもしれませんが、汗や皮脂汚れ以外にも汚れには様々な種類があります。例えば排気ガスや小さな虫、ホコリ、泥ハネなど、常に外気に晒されているからこそ付着してしまう汚れというのがあります。とくに冬場に着用するコートの色合いというのは、どうしても黒や紺などといったダークカラーが多くなってくるため、そもそも汚れがついていても目立ちにくいという事もあります。こういった汚れをクリーニングで落とさずに、次のシーズンまで保管してしまうと様々なトラブルに見舞われる危険性が高くなります。よくあるのが虫食い被害で、さらにはカビ、シミや黄ばみ、更には悪臭といったトラブルも起こる可能性があります。このシミ、黄ばみや悪臭というのは、汚れが放置されて時間が経過することによって、酸化し、変色したり酸化臭を放ったりするということです。大切なコートが痛んでしまうのを防ぐためにも、シーズンオフの間に保管する前に、一度クリーニングに出して綺麗にしておくことをお勧めします。

 

 

 

●タイミングその2:はっきりとした汚れがついてしまった場合

 

今度は打って変わって、コートのシーズンさなかにはっきりと目立つ汚れが付着してしまった場合です。基本的にコートはシーズン終わりに一度出せば十分ではありますが、ものをこぼしてしまったり、うっかり汚れをつけてしまったりした場合は事情が少し異なってきます。例えばソース、醤油、コーヒー、ドレッシングなど、ついうっかりコートにこぼしてしまってシミ汚れになってしまった、ということもあるでしょう。そのような場合には、一刻も早くクリーニングに出して汚れを落としてもらいましょう。こういったシミになってしまう汚れの場合、時間の経過に伴って汚れがどんどんと素材に染み込み、余計に落ち辛くなってしまいます。このような場合には、なるべく放置はせずに、出来るだけ早くクリーニングに出すと安心です。

 

 

 

●コートをクリーニングに出す頻度に関する注意点

 

クリーニング屋さんで行われるクリーニングの基本となるのはドライクリーニングですが、このドライクリーニングにはコートの形を綺麗に保って仕上げることが出来るというメリットがある反面、ウールなどにある油脂分を奪いやすいというデメリットがあるため、頻繁なクリーニングはかえって素材を傷めてしまいかねないので、お勧めしません。既にご紹介したとおり、シミ汚れなど目立つ汚れをつけてしまった場合などを除き、基本的にはシーズン終わりに一度クリーニングに出して綺麗な状態でオフシーズン中に保管しておけば十分です。

 

 

 

●コートの素材に着いて

 

さて、コートはシーズンが終わった後に一度クリーニングに出すこと、そして汚れを放置しておくと様々なトラブルが発生する危険性があるということをご紹介してきました。基本的にどの素材のコートに関しても、シーズン後には一度クリーニングに出して保管してあげることで、色々なトラブルも防ぐことが出来、より長くよい状態で着続けることが出来ます。しかし、ある素材によっては、特に虫食い被害が起き易い危険性があります。基本的に天然繊維一般は注意が必要です。繊維というのはそもそも虫の大好物の素材です。その中でも特に、ウール、絹などの動物性の天然繊維は格好の餌食となってしまいますので、これらの素材にコートに関しては、特に虫食い対策を意識されるとよいでしょう。汚れを落とすのはもちろんですが、保管の際にも防虫剤を使用するなどの工夫があるとさらに被害を防ぐことが出来るでしょう。また化繊のコートに関しても同様です。基本的に汚れさえしっかり落ちていれば、化繊のコートは虫食い被害にあうことはありません。しかし、万が一にも汚れが付着していた場合には、生地までも食べられてしまい、穴が開いてしまうため、こちらもどうように注意が必要です。